毎月師走
もうすぐこの街を出て行く。
という実感にかられる。
良すぎることに、どこにいても人に恵まれる。ありがたい。
この街への未練なんて一ミリも残さず帰れると思っていたの。
そちらはもう春ですか?
3年ほど桜を見ていない。
わたしの人生にこんな時期が来るだなんて思ってもみなかった。
なのに、その季節ももう終盤にさしかかっている。
元に戻せないのが悔しい。
悔しさを背負って生きていくなんて当たり前だけど。もったいないのよ。
ケータイに何でもかんでも残すのもいいけれど、切り取りたい瞬間をカメラで残していきたい。ってすごく思った。
かたちあるもの。
色褪せないでって想いを馳せながら、色褪せていくそれを眺める日々もまた切ないな。
切なさと人生は紙一重だと思うの、
良くも悪くも。