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宇宙。自己満備忘録、脳内アウトプット

『あたりまえ』という幸せボケのはなし

0513。本日、わたしの宇宙一すきなバンド、パスピエのドラマー、やおさんがグループを脱退してしまった。

 

発表から4日。実感があるようでないけれど、現体制でのラストパフォーマンスおわってしまった。ということだけは知っている。

 

この事実って、わたしにとってはトランピズムやブレキジットなんかより超重大なわけなんだけど…

 

パスピエはなんかこう5人でバランスがすごくよくて。メンバーそれぞれが必要不可欠という印象で。パフォーマンスの面でも、グループ面でも。

 

各バンド特有の色と最適なバランスがもちろんあると思うのだけど、だからそのバンドの味を最大限に引き出している構成だという印象なのね。

 

むかしのわたしはバンドよりシンガーソングライターの音楽を聴いていたので、その、本人に続ける意志があって、その人がとことんやり続けてくれさえすれば終わったり、変わったりすることがまずなかった。

 

まあサポートメンバーが変わったりなどはあったけれど、その時々の最適な構成でやってきたんだと思うので、それもさほど問題はない。

 

で、だ。

彼らの音楽はそこに在り続けてくれることが当たり前だと思いこんでいて、しかも、それを信じて疑っていなかった。

 

だけど、今回のことで『絶対』も『一生』も『当たり前』も期限付きだということがいたいほどわかった。

 

いろんな場面を通してわかっていたつもりではいたけど、だってね、ほら、やおさんがやめるなんて。パスピエにメンバーチェンジがかかるなんて思ってもみなかったんだよね。

 

違うシーンで当たり前なんてないって思っていてもこの始末だよ。

 

生死と始終の関係。

 

はじまりにはおわりがつきものでな。初心忘れるべからずとはよく言ったもんだよなあ、と。

 

はじまったときの不安やドキドキというものはいつかあたりまえになって。そうするとそれが幸せということに気がつきにくくなったり、するよね。おわるころにそれがあたりまえじゃなくなっていてつらい、みたいな。

 

酷にも生きてればこんなことよくあるけどね、幸せボケしがち。ゆでガエル🐸

 

あたりまえなんてなかった、ということをちょっと堅苦しく話してしまったけれど、要するにパスピエがだいすきで、ただただひたすら寂しい!!!!!

 

それと、それぞれのエピソードとか考察とか読んでいると、みんなの愛が溢れていて感動した。

 

切なくて、儚くて、苦しくなるけれど、綺麗なの、すごく。ガラス細工とかそういう。(なんだか安く聞こえる気がしてならない)

 

確かなことは、パスピエの音楽をリアルタイムで聞き続けられることができてよかったし、5人での活動を知っていられたことが一世一代の出会いです。よかったです。ありがとう。

 

目的もなくただしゃべりっぱなしみたいなわたしの拙い文章をここまで読んでくれた方、もしいたら感謝です。ありがとう。ほかにも書きたいことなんていろいろあるけどね…

 

「続きはまた今度」

 

兎にも角にも、パスピエとやおさんのこれからの活動に乞うご期待。またいつか5人をステージ上でみれますように。

 

最後に曲紹介しようと思って、迷いに迷った結果MATATABISTEPを貼っておきます。やおさんのビート。

 

パスピエ - MATATABISTEP, Passepied - MATATABISTEP (Music Video) - YouTube